世界禁煙デー「受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子供たちを守ろう~」

健康情報

5月31日世界禁煙デーは、世界保健機関(WHO)が制定した禁煙を推進するための記念日です。厚生労働省は、世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」と定めています。

厚生労働省HPより

 

マナーからルールヘ

改正された健康増進法が2020年4月1日から全面施行されました。

基本的な考え方

1 望まない受動喫煙をなくす

2 受動喫煙による健康の影響が大きい子供や患者などに特に配慮

3 施設の類型や場所ごとに対策を実施

参考:厚生労働省HPより

 

受動喫煙の健康影響

受動喫煙とは、自分の意思とは関係なくタバコの煙にさらされてしまうことをいいます。日本の受動喫煙による死亡者は、年間約1万5千人と言われており健康影響は深刻です。

受動喫煙の健康影響(赤字は受動喫煙との関連が確実)

参考:厚生労働省e-ヘルスネットより

喫煙による口腔への影響

喫煙は歯周病のリスクが高く、喫煙者は非喫煙者に比べ2~6倍で歯周病にかかりやすくなります。

参考:日本歯科医師会「歯医者さんから始まる禁煙への道」より

 

成功率は7~8割!禁煙治療ってどんなもの?

12週間の中で5回通院し、禁煙治療として貼り薬や飲み薬を使います。医師や看護師が、個々の状況に応じたカウンセリングと継続的なアドバイスをしてくれるため、自分ひとりで行うより禁煙の成功率が高くなっています。

一般財団法人日本口腔保健協会禁煙指導用リーフレットより
(参考:一般社団法人日本循環器学会禁煙推進委員会HP、厚生労働省e-ヘルスネット)

 

【禁煙の効果1:身体の変化】

厚生労働省 e-ヘルスネットより

【禁煙の効果2:口腔の変化】

口腔においても禁煙の効果は迅速です!

参考:平成20年度厚生労働省「たばこ・アルコール対策担当者講習会」資料、日本歯科医師会HP「全身とのかかわり~禁煙がもたらすもの」より

 

禁煙はいつ始めても遅くありませんし、いつ始めても効果があります!
喫煙は新型コロナウイルス肺炎重症化の最大のリスクでもあります!

―― この機会に卒煙してみませんか?―

 

 

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