児童福祉週間「マスク生活は子どもの健康にも影響します」

健康情報

毎年 5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めています。子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、この期間中 は、児童福祉の理念を普及・啓発するため、厚生労働省や全国の自治体などがさまざまな事業や行事を行っています。

 

日本歯科医師会では「健やかな子育て支援のチェックリスト」を作成

「乳幼児健診」「学校健診」「歯科診療所」で活用することを目的にさまざまな歯科健診や歯科医療の現場を通じて、子どもと養育者に寄り添い支援するためのツールです。

「健やかな子育て支援のチェックリスト」へ

 

日本医師会では「子ども支援日本医師会宣言」

母と子に関する医療・保健・福祉環境の整備等を推進し、次世代を担う子どもたちが心身ともに健やかに育つよう、ここに妊娠・出産・子育てに関する子ども支援日本医師会宣言を行います。

「子ども支援日本医師会宣言」へ

 

 

マスクの弊害とは

近年のコロナ禍においてマスク着用生活が続いていますが、「口呼吸が多くなり口が乾く」「会話が減り滑舌が悪くなった」「口臭が気になる」等の声も多く、口腔の健康が脅かされています。さらに口腔細菌も増えやすい環境になるため、水分補給や丁寧な歯みがきも大切になります。

マスクをしていると浅い呼吸になって十分に酸素補給ができないため、つい口呼吸になりがちです。

特に成長期の子どもが口呼吸を習慣にしてしまうと、歯並び・顎の発達のほか、全身にも様々な影響を及ぼすことがあるので、注意しなければなりません。

子どもの健康問題

子どもの口呼吸「お口ポカン」は、本人の努力だけでは改善できないこともあります。なかなか治らない場合は、歯並び、アレルギー性鼻炎、扁桃肥大など原因を調べて、鼻呼吸ができるようにサポートしてあげましょう。

小児期のいびきについて

ほぼ毎日起こる習慣性のいびきの場合は、閉塞性睡眠時無呼吸の可能性もありますので、耳鼻咽喉科等、専門医に見てもらいましょう。

扁桃腺肥大について

いびきの原因の一つに、扁桃腺肥大があります。視診でも確認できますので、チェックしてあげましょう。大きい場合は、専門家に相談しましょう。

 

★子どものお口の健康情報はこちらへ

「子どものお口の健康」

 

 

ページトップへ