女性の健康週間です!お口とからだの定期健診を受けましょう

健康情報

厚生労働省は、3月1日~8日を「女性の健康週間」と定めて、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するための女性の健康づくりを国民運動として展開しています。

また、3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」でもあり、素晴らしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日です。

イタリアでは「ミモザの日」とされ、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られています。

女性検診を受けていますか

各自治体は女性検診補助をしています。無料あるいは一部負担で、1~2年に1回、検診が受けられますので、積極的に受診しましょう。

諸外国では、乳がん検診・子宮頸がん検診は、国策として対策型検診が行われており、高い受診率を維持しています。 一方、アメリカでは任意型検診が主体ですが、子宮頸がん検診・乳がん検診は高い受診率を維持しています。 これら先進国の中で、日本の受診率は40%代と極めて低いのが実情です。

歯科健診では

日本人は歯周病やむし歯等の予防目的で定期歯科健診を受ける人が多くなってきましたが、欧米に比べるとまだまだ低いようです。

一生自分の歯でおいしく食べるためには、適切なセルフケアと定期的なプロフェッショナルクリーニングにより、口腔細菌の増殖を抑えることが大切です。年齢や口腔状態に応じて、1年に2~4回の定期歯科健診を受けましょう。

男女合計の受診率の比較。日本人女性の受診率は59%となっています

 

お口の中できる”口腔がん”をご存知ですか

日本では毎年3,000人を超える方が口腔がんによって命を落としています。
「ただの口内炎だと思っていた」、「痛みがないので放っておいた」などの理由から発見が遅れた結果、手遅れになるケースが非常に多いのが現状です。定期歯科健診で発見されることもありますので、予防のためにも受診しましょう。

舌がんと口内炎の例

 

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