児童福祉週間の標語は「その気持ち 誰かを笑顔にさせる種」

健康情報

子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めています。この期間中は、児童福祉の理念を普及・啓発するため、厚生労働省や全国の自治体などがさまざまな事業や行事を行っています。

※標語は、標語選定委員会で選考

日本の子どもたちの「貧困」と「虐待」について調べてみると・・・

子どもの貧困問題

日本の子どもの貧困率(2015年)は13.9%、さらにひとり親家庭の貧困率は50.8%と、先進国の中でも最悪な水準であることがわかっています。〈厚生労働省の調査)

 

子どもの貧困が社会に与える社会的損失42.9兆円!

この貧困問題は社会全体にも⼤きな損失を与えます。貧困の状態で育った⼦どもたちは納税者にならない、社会保障を受ける側になるなど、国の損失は約40兆円以上になるといわれています。子どもの貧困はその⼦たちの責任ではなく、私たち⼤⼈、みんなの責任なのです。(日本財団調査)

子どもの虐待問題

平成28年度の虐待相談件数122,578件、虐待死は判明しているだけで年間50人以上にもなります

子どものお口の健康はどうなっているのでしょう

永久歯の1人平均むし歯は(厚労省調査)

※むし歯の本数には、治療した歯、抜いた歯、むし歯を含みます

歯科関係者からも「子どもの口腔内状況からの情報提供」、「小学校における歯科保健の知識の啓発と普及」などの関わりを深め、虐待防止関係者と情報共有することが重要になります。

子どもは将来を担う国の宝です みんなで見守りましょう

 

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