歯と口の健康セミナー

レポート

今、お口の健康と全身の健康との関係が注目されています!

日本人の平均寿命は世界のトップクラスですが、健康寿命は男女とも約10年短いという結果が出ています。いきいきと活動している高齢者は、歯の保有数が多く、バランスの取れた食生活に裏付けされた体力を維持していることもわかっています。セミナーでは、口腔の健康を保つための正しい情報と口腔ケアやお口の体操、唾液検査などの体験実習により、ご自分の口腔機能を把握できます。

セミナーのテーマは、

 歯周病と糖尿病の深い関係

 咀しゃくはお口の筋トレ!滑舌アップ、コミュニケーションアップに

歯の喪失が、フレイル(心身の虚弱:健康と要介護の間の状態)の入り口に!

喫煙は歯の喪失の最大のリスクです 等

口腔の健康を糸口に、「禁煙」「肥満予防」「食生活改善」についてアプローチをしてみませんか。

6月に開催したセミナーをご紹介します

テーマ1 禁煙セミナー~喫煙とお口の健康~

健康保険組合の依頼により、企業の社員約70名を対象に開催しました。体験実習では鏡とにらめっこをしながら、自分自身の舌や唇に怪しいものができていないか、歯肉の色、形は大丈夫かなど、隣同士確認し合っていました。また、質問コーナーでは、「喫煙者に喪失歯が多いことに驚いた」、「受動喫煙が子どもにこんなに影響するとは知らなかった」などの感想がありました。

セミナー内容のご紹介(一部)

テーマ2:健康寿命のカギはお口の健康から

○○市の市民大学講座として、高齢者を中心とした地域住民約50人に向けて、1回目「オーラルフレイルの始まりは40歳代から」、2回目「口腔ケアは誤嚥性肺炎を予防する」のテーマで開催しました。2回とも参加される方が多く、体験実習「舌の体操」、「唾液腺マッサージ」等では大変熱心に取り組まれていました。

質問コーナーでは、「舌苔をとるときに嘔吐反射で苦しいが、どこまで取ればいいのか」、「歯ブラシの殺菌にキッチンハイターを使ってよいか」、「定期歯科健診は1年に何回行くのがよいか」など、約1時間に亘り絶え間なく続き、参加者の健康に対する意識の高さを感じました。

セミナー内容のご紹介(一部)

お問合せは・・・

日本口腔保健協会 保健事業部 TEL:03-3818-4158にご連絡ください。

担当:小山圭子

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