インフルエンザ流行直前!口腔ケアも有効です!
冬に向かい気温が下がり空気も乾燥すると、インフルエンザ流行の季節がやってきます。予防には、手洗い、うがい、口腔ケアによる感染予防と、適度な湿度を保つことが有効です。
インフルエンザ流行の時期は
インフルエンザの患者報告数(定点当たり報告数)によると、2011年第42週(10月17日~10月23日)以降増加が続き、2012年第2週の報告数は前週の約2倍になったそうです。
インフルエンザ予防対策
室内を適度に湿度保持(50~60%)する
空気が乾燥するとのどの粘膜の防御機能が低下し、感染しやすくなります。
✔□加湿器の利用
✔□室内で洗濯物を干す
✔□入浴後、風呂のふたを開けて全室に湿度を供給する
✔□カーテンに霧吹きをする
身体の防御機能を高める対策
✔□流行前に、インフルエンザワクチンを接種
✔□ブラッシングで口腔をきれいに保つ(ポスター1)
✔□うがい、手洗いをこまめにする(ポスター2)
✔□咳エチケット(ポスター3)
✔□人込みや繁華街への外出を控える
✔□外出時にはマスクをする
✔□十分な休養、バランスの良い食事をする
ポスターはご自由にご利用ください。
ポスター1
ポスター2
ポスター3
豆知識
1. ヒトに感染するインフルエンザウイルスは?
A型、B型、C型の3種類あります。C型は軽いかぜ様の症状のみで、流行を起こすのはA型とB型です。A型インフルエンザはヒト以外に、トリ、ブタ、ウマに存在し、B型はヒトにのみ存在します。
2.インフルエンザウイルスの大きさ
直径が1万分の1ミリ(100nm、1/10μm)の球形で、1個のウイルスが細胞に感染して増殖すると、8時間後に約100個、1日で100万個になるといわれています。短時間で高熱が出たり、体調が急変するのはそのためのようです。
3.うがいの効果
・口腔やのどを洗浄して細菌やちり・ホコリなどを粘液といっしょに除く。
・のどを適度に刺激して粘液の分泌や血行をよくする。
・のどの潤いを保って線毛運動の衰えを防ぐ。
・口の中がスッキリしてリフレッシュし、口臭予防の効果もあります。
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